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概要
本車両は消防ポンプ自動車CD-Ⅰ型に大容量の1,300L水槽を積載し、且つ消火及び他資機材が積載可能な車両です。
現在、日本国内で主流の50㎜ホースの戦術では、初期消火（現着からの3分間）に必要な水量は1300L以上であり、狭隘道路が多い日本において主力であるコンパクトなCD-Ⅰ型に1,500Lの水槽容量の確保することで、火点直近型で初期消火に対応可能な車両が実現しました。
従来の鉄フレームでは重量及び構造上、大容量の水槽の積載は不可能でしたが、アルミフレーム（ALPAS）を採用することで軽量、且つ従来の鉄フレームでのデッドスペースを水槽容量に変換することにより1,300Lの水槽容量の確保及び消火・他資機材の積載を可能にしました。
サイドプル吸管巻取り装置を搭載することにより吸管が左右どちらからでも引出すことができ機関員１人で迅速に吸水が可能となり、資機材積載スペースも確保ができ且つ資機材積載レイアウトも自由度が高い車両となっております。
特徴
- CD-Ⅰ型に1,300Lの水槽容量を確保！
- サイドプル吸管巻取り装置の採用により、機関員１人で迅速な水利部署が可能に！
- 水槽の他にも資機材を多く積載するスペースを確保！
- 電動ホースカー(NGN25A)も搭載！