専用車から多機能車へ

昭和五十年頃から昭和後期にかけて消防車輌は当社の開発した電磁クラッチ技術や高性能消防専用シャシの誕生で大きく性能の向上を果たしました。
特にこの年代は使用目的に応じて専用車輌が多く見られました。
しかし、昭和後期から平成にかけて災害の形態が多用途、複雑になってきたことにより地域によっては専用の車輌から、多目的に使用ができる多機能多目的車が要望されるようになって来ました。
長野ポンプではこのニーズをいち早く取り入れ多機能多目的型消防ポンプ自動車を次々に誕生させました。
今では長野ポンプが製造する車輌の60~70%がシャッタータイプの多機能多目的車となってきています。

 

省力機器の開発
この頃から長野ポンプでは将来の人員の減少や高齢化対策に配慮して消防用省力機器の開発を行ってきました。
そのひとつが消防車輌の天井に積載される梯子を車輌上部に上らなくても地上から簡単にひとりで昇降操作ができるバランスダンパー式の梯子昇降装置や加納式ホースカーの油圧昇降装置でした。
これらは安全性と省力化に大きく貢献する装置として大きな評価を頂きました。

 

電動加納式ホースレイヤーの開発
新しい技術として、これまで動力化が難しいとされてきた電動加納式ホースレイヤーの開発を完了し、市販を開始いたしました。
このホースカーは小型軽量の加納式ホースカーの特長をいかし、現場の意見を十分に取入れ非常に使いやすいものとなっています。