ソフト吸管装備の消防車を日本で先駆けて開発
~日本で初めてBDⅠを開発

当社によってレストアされた BDⅠの原型となった車輌

昭和三十年当時、消防車輌に搭載されていた吸水管は 四インチのハード吸水管でした。
この吸水管は名前の通り非常に硬く一本二・三メートルの吸水管を何本かつな げて水を吸水しなくてはなりませんでした。
昭和三十二 年、日本で先駆けてハード吸水管とソフト吸水管を併用 した車輌を開発。
当時の検定制度にはソフト吸水管の基 準がなかった為、しばらくの間ハード吸水管との併用が なされたのです。
昭和三十四年日本検定協会とのやり取 りの末三インチソフト吸水管の基準がつくられ日本で先駆けて三インチソフト吸水管付の車輌が開発されました。
この方式は現在の消防車輌の基本形となっています。
昭和三十四年日本で初めてジープタイプのシャシにダブルシートの艤装を行い、これが現在のBDⅠの原型となりました。
当時の石川県消防学校の松井校長からダブルシートで六人乗りの車輌をつくれないかという要請があり、当時市場にダブルシートのシャシがなかったことから当社で後部座 席などを全て手作業で製造し第一号を石川県消防学校に納入しました。
これは先に述べ たようにBDⅠ型消防ポンプ自動車の原型となり石川県金沢市から日本全国に広まっていったのです。