長野ポンプのものづくりの思想が育まれた戦後の混乱期

フォード製の乗用車を 改造したもの

戦後の混乱期には消防車のベースとなる国産のシャシが手に入らず、主にアメリカのフォードやゼネラルモータースの乗用車を東京まで買い付けに行き、それをベースに消防車に改造していました。
当然乗用車ベースですから PTO(パワーテイクオフ)の装置もなく、車体の強度も不足していますので補強をはじめ、フェンダー、ボンネット、など全て当社で手づくりでつくっていました。
このものづくりの技術が今でも連綿と長野ポンプに息づいており、後から出てくるBDⅠの開発や日本に先駆けてつくりあげたソフト吸水管搭載の消防ポンプ自動車、また、電磁クラッチ式自動揚水装置の開発など今の消防ポンプ自動車のベー スとなる技術を開発していく礎となっていくのです。

ボンネット、フェンダーに 至るまでたたき出してつくられた車両

フォード製の乗用車原型のままの消防車