ポンプ付救急車をはじめとする特装車の開発

簡易はしご車

昭和十七年十一月金沢市消防本部から依頼を受け世界で初めてポンプ付救急車を開発しました。
この救急車はトヨタ製のBM型シャシを使用しその名の通り二段タービンポンプ付で運転席後部に吸水管、ホース等の消火資機材を収納し、負傷者二名を収容するために平担架二基を備え救急資機材としては三角巾、脱脂綿、油紙等を備えていました。
昭和三十年十二月に金沢市消防本部の要請により、水槽付消防ポンプ自動車を改造、 全伸長十一メートルの特殊軽合金製のはしごを取付けた簡易はしご車を製作しました。
この改造はしご車は操作に人手がかかるなどあまり評判は良くなかったようですが中層階建築物に対処する唯一のものとして結構重宝したようです。
昭和三十三年福井県敦賀市に真空ポンプ技術を応用して製作した衛生車を納入。
この頃には非常に珍しいものでオート三輪の後部に衛生タンクと真空ポンプを装備していました。

ポンプ付救急車

衛生車